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アスレティックトレーニングを、アジアでつなぐ。越田専太郎教授が台湾で招待講演
教員
整復医療・トレーナー学科
越田専太郎 教授
#研究 #スポーツ業界 #整復医療・トレーナー学科
整復医療・トレーナー学科 越田専太郎教授が、台湾のアスレティックトレーナー関係団体から招待を受け、台湾で講演を行いました。
今回の講演では、越田教授がこれまで取り組んできたスポーツにおける頭部衝撃(ヘッドインパクト)に関する研究について、自身の研究成果を紹介しました。
台湾とのつながりは、大学院時代から
今回の招待講演は、越田教授は大学院時代から台湾の研究者や専門家とのつながりがあり、
その後も日本、台湾、韓国、香港など、東アジアのアスレティックトレーニング関係者との交流を続けてきました。
そうした交流が少しずつ広がり、今回の台湾での招待講演につながりました。
越田教授は、今回招待された背景について、これまで築いてきた人と人、団体と団体のネットワークの中で生まれた機会だと話します。
現在は日本アスレティックトレーニング学会の代表理事も務めており、今後は個人同士の交流にとどまらず、各国・地域の団体同士の交流へと発展させていきたいと考えています.
「個人の交流」から「団体同士の交流」へ
越田教授が今回の交流で大切にしているのは、単に海外で講演を行うことではありません。
日本、台湾、韓国、香港など、それぞれの地域で行われている研究や取り組みを紹介し合い、情報を共有する。
そして、それぞれの専門家がつながることで、アジア全体のアスレティックトレーニングの発展につなげていくことです。
同じ「アスレティックトレーナー」でも、国によって環境は異なる
日本と台湾をはじめとする各国・地域のアスレティックトレーニング事情についても話を聞きました。
越田教授によると、北米や東アジアでは、スポーツ選手の傷害予防やケア、競技活動を支える専門職として「アスレティックトレーナー」という考え方に共通する部分があります。
一方で、資格制度や社会での位置づけ、スポーツを取り巻く環境は国・地域によって異なります。
例えば台湾では、公立高校へのアスレティックトレーナー配置に関する制度が整えられているなど、日本とは異なる仕組みもあります。
異なる環境を知るからこそ、自国の制度やスポーツ現場を新たな視点から見ることができます。
「海外から学ぶ」だけではなく、お互いの経験や研究を共有し合うこと。
それも、国際交流の大きな意味の一つです。
アスレティックトレーニングの可能性は、日本だけではない
越田教授は、アスレティックトレーニングを取り巻く動きについて、これまで中心となってきた北米だけでなく、アジアでも交流や活動が広がっていると感じています。
各国の専門家が研究成果や経験を共有し、団体同士のつながりを深める。
そうした環境が広がれば、これからアスレティックトレーナーを目指す若い世代にとっても、活動の選択肢はさらに広がっていくかもしれません。
しかし、「必ず世界で活躍してほしい」ということではありません。
むしろ、
「思っているより、できることはある」
「海外でも、自分の専門性を生かして貢献できる機会はある」ということです。
高校生の今は、将来の可能性をすべて決める必要はありません。
スポーツが好き。
身体のことを学びたい。
選手を支える仕事に興味がある。
そんな興味から専門性を身につけていくことで、将来の選択肢が日本国内だけでなく、思いがけない場所へ広がっていくこともあります。
今回の台湾での招待講演も、人とのつながりや研究活動を積み重ねてきた先に生まれた一つの機会でした。
越田教授は今後も、東アジアをはじめとしたアスレティックトレーニング関係者との交流を深め、個人同士のつながりから、団体同士の継続的な交流へと発展させていきたいと考えています。



