SBC Journal

SBCジャーナル

小長谷 星斗

自分の特技を活かして、資格取得を目指す

在学生

理学療法学科 3年
小長谷 星斗さん

#実技   #アルバイト  

理学療法士を目指すきっかけ

 理学療法士を目指す大きな理由があったわけではありません。幼いときからの小さなギモンが発端です。祖父が畑仕事で腰を痛めると、よくマッサージをしてあげました。そんなとき「どうやったら一番ほぐれるんだろう。痛みが緩和できるんだろう」と考えていました。成長してから、ネットなどで調べるうちに、理学療法士という職種を知りました。

 中高時代の部活は水泳と弓道だったのですが、体が硬いせいか、ケガが多くて。理学療法士さんの指導の後は、動作が楽になったり痛みが軽減したり。そういう経験も重なりました。

自分の判断軸

 人を笑顔にする、楽しませることが好きです。自分に向いている方法や得意なことで人を笑わせたり、笑顔にしたりしたいと思います。身近なことやちょっとしたものを拾い上げ、話題に変えて楽しませるようにしています。自分と関わる人には、笑顔でいてほしいですね。

 アルバイトの接客業でも、今後の仕事でも、関わった人たちはいずれ立ち去っていく。自分の元にずっといるわけではないので、最後は笑顔で終わってくれたらと思います。多少、合わないなと感じる人でも、最後は笑顔で「ありがとう」と終われれば、お互いの印象も違いますよね。

学んでいること

 今、リアルタイムで学んでいるのは「筋力検査」 。足を上げてもらって抵抗を加え、筋力のレベルを判断します。階段の上り下りでの松葉杖のつき方や、病気に応じたリハビリテーションの実技も学んでいます。友だちとディスカッションしたり、動作を確認し合ったり。先生とも距離が近いから「手の位置はここで合っていますか」とすぐに確認できます。人によって体格が違うので、実践できることは経験になります。

 実際の患者さんの体格は、人それぞれ。体格の良い患者さんへのケア方法、患者さんにとっても施術者にとっても負担が少ない方法など、実体験に基づいた学びは貴重です。動作は合っていても、こちらの方が最適だということも教えてくれる。臨床では、1日に1人だけに対応するわけではないので、自分の負荷量も考えて、論理と実践を学べるのがこの大学の強みだと思います。

メッセージ

学びを生活で確認できる

 2年間学んで、医療を一番身近に感じる瞬間は、医療ドラマの中で疾患名や診断を聞いて、習ったことだと気づくこと。描かれている患者さんの病態が理解できるようになりましたね。覚えることがたくさんあって、大変そうに感じるかもしれないけど、最初のうちはそういう小さな気づきでやる気になれますよ!

海外で働きたい

海外で働きたい

異文化に興味があって、高校時代は国際教養コースで英語を学んだので、そちらも活かしたい気持ちがあります。日本だけでなく世界でも活躍できる理学療法士を目指しています。

アルバイトも満喫

アルバイトも満喫

高校のときからの「スマイル0円」と、大学に入ってからのテーマパークまで、学業もアルバイトも両立させています!

将来は模索中

将来は模索中

入学時は急性期を担当する就職先を考えていましたが、JATI-ATI(トレーニング指導者の資格の一つ)も取るつもりなのでスポーツ整形系も魅力的。とはいえ、まだまだ模索中です!