ベイサイドストーリー

SBC大生の日々の
様子や進路のお役立ち情報を発信中!

教職課程の学生有志が久里浜少年院を参観しました

在学生

教職課程を履修する学生有志と教職員が、久里浜少年院を参観しました。
本見学は、非行に至る背景や、子どもを取り巻く社会的環境、少年事件における手続きの流れについて理解を深め、将来、教員として学校現場で何ができるのかを考えることを目的として実施されました。

非行と向き合う現場から学ぶ「教育の役割」

当日は、少年院の概要説明をはじめ、
少年が非行に至るまでの社会的背景や家庭環境、地域との関わりなどについて詳しいお話を伺いました。
また、少年事件がどのような手続きを経て少年院へとつながり、
その後どのような矯正・教育プログラムが行われているのかについても説明がありました。

少年院は「罰を与える場」ではなく、
社会復帰に向けて学び直し、成長を支援する教育の場であることを、
学生たちは現場の声を通して実感する機会となりました。

出院後を見据えた支援の重要性

説明の中では、在院中の指導だけでなく、
退院・仮退院後に再び非行に戻らないための支援の重要性についても触れられました。

学校・家庭・地域社会が連携し、
社会の中で生きていくための力をどのように支えていくのか。
教員という立場で関われる役割の大きさを、学生一人ひとりが考える時間となりました。

学生の感想

教育者としての責任を考えるきっかけに

少年院の実情や課題をさまざまな視点から知ることができただけでなく、
少年の矯正の流れや、出院に向けたプログラムについて学ぶことができ、とても有意義な時間でした。

教育者を目指す立場として、少年院を出た後の子どもたちが再び非行に戻らないよう、
社会の中で生きていくためのサポートを行うことも求められていると強く感じました。

「教官は在院者にとって大人のモデル」という言葉

久里浜少年院の歴史についてもお話を聞くことができ、
この場所だからこそ学べることがたくさんあると感じました。

中でも、「教官は在院者にとって大人のモデル」という言葉がとても印象に残っています。
少年院の教官の方々だけでなく、保健体育教員を目指す私たちにも当てはまる言葉だと感じ、
教員を目指すうえで大切にしていきたい考え方だと思いました。

今回の経験を、将来の進路や教育現場で必ず活かしていきたいです。

学生インタビュー(整復医療トレーナー学科:樽見樹さん)

学校に近い環境と多様なプログラム

実際に少年院を見学して印象的だったのは、その環境が想像していた「厳しい刑務所」的なものとは異なり、
寮や体育館、運動場、プールなどが整備された、まるで学校のような施設であったことです。
スポーツ行事や外部との交流、陶芸などの活動も行われており、自由度がありながらも、
更生に向けた多様な経験を提供する場であることがよく分かりました。

関わり方が未来を変える

今回の見学を通して、自分が大人として子どもたちにどのように関わっていくか、
「ただ叱るだけではなく、経験を通して学ぶ機会をどう提供できるか」という視点を持つことの重要性を感じました。
もしも、少年院に入る前にそうした経験や支援があれば、非行を防げた可能性もあるかもしれません。
子どもたちの未来を支えるために、教育者が果たす役割の大きさを改めて実感しました。

まとめ

教育の現場で「人と向き合う力」を育む学び

今回の久里浜少年院参観は、
教職課程の学生にとって、教育の役割や責任を改めて考える貴重な学びの機会となりました。

子ども一人ひとりが置かれている状況や背景を理解し、
社会の中で生きていく力を支えること。
それは、学校教育に携わる教員にとって欠かせない視点です。

本学では今後も、教職課程における実践的な学びを通して、
社会と向き合い、子どもに寄り添える教育者の育成に取り組んでまいります。

千葉県ベイエリアで医療人を目指す│ベイサイドストーリーその他の記事はこちらから!