SDGs

SDGsへの取り組み

2024.11.15

山武中学校で思春期教室「生命の奇跡-世界でたった一つの宝物-」を実施しました

この度、 2024年11月15日に山武市立山武中学校2年生を対象とした思春期教室「生命の奇跡-世界でたった一つの宝物-」を看護学科教員が行いました。本教室は、多感な思春期の生徒たちが、自身の身体とこころの変化を理解し、性に関する正しい知識を身につけることを目的として、100分間にわたり実施されました。

教室の内容と目的

教室では、以下の内容で構成し、生徒たちが主体的に学びを深められるよう工夫しました。

  • 思春期の身体の変化とこころの変化: 専門家が、男女それぞれの身体的・精神的な変化について分かりやすく解説しました。
  • 受精から誕生までの経過: 生命がどのように始まり、成長していくのかを、神秘的な「生命の奇跡」として伝えました。
  • 体験学習: 自分の心音を聴取する体験や、赤ちゃん抱っこ体験を通して、命の尊さや温かさを肌で感じてもらいました。
  • 性の自己決定(性感染症と10代の妊娠): 性に関する正しい知識を持つことの重要性、そして自己決定の責任について、具体的な事例を交えながら伝えました。

生徒たちの反応

生徒たちは皆、熱心に耳を傾け、特に体験学習では積極的に取り組む姿が見られました。実施後のアンケートでは、以下のような感想が寄せられ、生徒たちの心に響いたことが伺えます。

  • 「今の思春期の心を理解してもらえて気持ちが楽になった。」
  • 「男女の身体の違いを詳しく話してくれてわかりやすかった。」
  • 「正しい知識を付けることが自分にとっても相手にとっても大切なことだとわかった。」

また、ご担当の山武中学校教諭からは、「自分の問題として捉えられるので継続してほしい」「心に響いた」という貴重なご意見をいただきました。

今回の思春期教室が、生徒たちが自身の身体とこころ、そして他者を尊重する心を育む一助となったことを大変嬉しく思います。今後も、このような教育活動を通じて、若者たちが健やかに成長できる社会の実現に貢献してまいります。ご協力いただいた山武中学校の皆様に心より感謝申し上げます。