ベイサイドストーリー
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「行動」が未来をつくる-卒業生が伝えるAT現場への第一歩-
卒業生
整復医療トレーナー学科
𩵋地 龍平さん
#整復医療・トレーナー学科 #トレーナー
本学にて卒業生の𩵋地(うおち)龍平さんをお迎えし、在校生に向けた講演会を開催しました。
𩵋地さんは現在、HBL(北海道ベースボールリーグ)所属・旭川Be starsの
アスレティックトレーナーとして活躍されています。
今回の講演では、
「大学1年生から始まる、AT現場への道」をテーマに、
ご自身の経験をもとに、トレーナーとして歩んできた道のりや、
現場で求められる力についてお話しいただきました。
Profile
𩵋地 龍平 さん
出身:千葉県茂原市
趣味:野球、釣り
資格:柔道整復師、アスレティックトレーナー、健康運動指導士
勤務先:HBL所属 旭川Be stars
トレーナーを志した原点
𩵋地さんがトレーナーを目指すきっかけとなったのは、
高校3年生の5月、野球部の活動中にひざをケガした経験でした。
当時、トレーナーに支えられたことを通じて、
「自分と同じようなつらい思いを、他の選手にしてほしくない」
そう強く感じたことが、アスレティックトレーナーを志す原点となったそうです。
アスレティックトレーナーの役割とは
講演では、アスレティックトレーナーの役割について、
現場目線で具体的にお話しいただきました。
- 選手の身体だけでなく、メンタル面も含めて支える存在であること
- 医師の診断内容を正確に理解し、
リハビリやトレーニング計画を立て、コーチへ伝える「橋渡し役」であること - 日々のコンディションを見極め、
試合や練習への参加可否を判断する責任ある立場であること
「選手に一番近い存在だからこそ、信頼されるトレーナーでなければならない」
という言葉が印象的でした。
独立リーグの現場で求められる力
旭川Be starsでは、リーグ優勝を経験し、
今年度はNPBへ育成選手として3名を輩出するなど、
チームとしても大きな成果を挙げています。
一方で、独立リーグの現場には厳しい現実もあります。
- 人手不足により、横断幕や放送機材の準備を行うこと
- コンディショニングだけでなく、ノックを打つこともある
- 医療従事者がトレーナーのみの場合もあり、判断の遅れが選手生命に関わることもある
そのため現場では、
「全部できるトレーナー」が強く求められていると語られました。
大学1年生のうちにやっておくべき3つのこと
𩵋地さんからは、在校生に向けて
「大学1年生のうちに意識してほしいこと」として、
次の3点が伝えられました。
- 勉強
丸暗記ではなく、「この知識を現場でどう使うか」を考える姿勢が大切。 - 現場を見ること
お世話になったトレーナーや、先生の紹介など、
とにかく現場に足を運び、リアルを知ること。 - 人との関わり
一見関係なさそうな出会いでも、
どこかでつながる可能性がある。人との縁を大切にすること。
そして何よりも大切なのは、
「とにかく行動すること」だと強調されました。
トレーナーに必要なのは「人間力」
技術や知識はもちろん大切ですが、
それ以上に重要なのが人間力であると𩵋地さんは語ります。
- 挨拶
- 態度
- 信頼
この3つがあってこそ、
初めてトレーナーとして現場に立つことができるという言葉に、
多くの学生が深くうなずいていました。
学び続ける姿勢と、これからの挑戦
オフシーズンには、学会への参加や、
昨年はMLB研修にも足を運ぶなど、
常に学びを止めない姿勢も紹介されました。
今後は、ウガンダでの野球発達支援に関わる予定とのこと。
将来的には、現地から野球選手を世界へ送り出すことを目標とされています。
まとめ
今回の講演は、
アスレティックトレーナーという仕事の魅力と厳しさ、
そして「行動すること」の大切さを、
在校生がリアルに感じる貴重な機会となりました。
卒業生が現場の第一線で活躍する姿は、
在校生にとって将来を考える大きな指針となります。
本学では今後も、
卒業生との交流を通じて、実践力と人間力を備えた
医療・スポーツ人材の育成に取り組んでまいります。



