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Series 授業紹介 義肢装具学
授業
理学療法学科
入試課
#理学療法学科 #授業 #オープンキャンパス
将来理学療法士を目指す方にとって、これから学修する内容は大きな疑問の1つ。
授業紹介ではその疑問を解消するべく、日々の授業をお届けいたします。
理学療法士には、確かな知識と技術はもちろん、「相手の生活や気持ちに寄り添う力」「観察力」
「チームで連携する力」を身に付けることが大切です。
本日は理学療法学科が行う義肢装具学の様子です。
手や足を失った人のための「義手・義足」、体の動きを助ける「装具」について学ぶ分野。
装着の目的や使い方、リハビリとの関わりを理解し、その人らしい動きを支える知識と技術を身につけます。
“生きた義足”にふれる特別授業
理学療法学科の義肢装具の授業では、本学で勤務する義足ユーザーのスタッフを招き、実際に使用している義足を見て・触れて・学ぶ特別な機会がありました。
教材では学べない、リアルな生活の中の義足。
スマホで操作できる最新の機能、切断後に行ったリハビリテーションの内容、現在の生活の工夫や思いなど、教科書では得られない深い学びに、学生たちは真剣に耳を傾けていました。


また、義足を実際に持ってみる・装着を模擬体験するといった体験も交え、単なる構造の理解にとどまらず、「その人の人生に寄り添うリハビリとは何か」を考える時間となりました。
現場に出る前に、こうした“実際の声と生活”にふれる経験は貴重であり、理学療法士としての視野を広げる授業となりました。


まとめ
義肢装具学を学び、義足や義手、装具について理解を深めることで、装着時の動きや不安、痛みに寄り添ったリハビリができるようになります。装具の役割や構造を知っていれば、患者さん一人ひとりに合った動作指導やケアが可能に。
理学療法士として、「ただ動かす」ではなく「その人らしく動ける」ための支援ができる力が身につきます。