ベイサイドストーリー

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中村 浩

広い視座を養い、未来を切り拓く実践力と人間力を

教員

理学療法学科 教授
中村 浩

#研修旅行   #PT   #資格取得  

教育方針

 本学科の実技科目は、座学とは異なり、実際に体を動かしながら学びます。運動学や理学療法特講といった専門的な知識を臨床で活かすために、反復練習と実践を重視しているからです。理学療法士は、患者さん一人ひとりの状態に合わせてオーダーメイドの治療を提供する職人とも言えます。しかし、単なる技術者ではありません。私たちは、患者さんの人生に深く関わるプロフェッショナルであるべきだと考えます。

 大学では、知識や技術だけでなく、患者さんとのコミュニケーションの大切さや、人の役に立つ喜びも積極的に伝えています。

学生に伝えたいこと

 理学療法士が接する患者さんは、一人ひとり状態が異なるため、同じ治療法が必ずしもすべての患者さんに有効とは限りません。学生時代に多様な考え方や価値観を持つ人々と接するなどして、柔軟な対応力や問題解決能力を身につけてほしいと考えています。

 この思いから、私は学生たちにアメリカやフィリピンなどでの海外研修の機会を提供してきました。海外での経験は大きな刺激となり、視野を広げ、将来への可能性を広げると確信しています。

 社会は常に変化していますが、人間と向き合うという理学療法の本質は決して変わりません。学生たちには、患者さんのために何が最善かを常に考えられる人になってほしいと思います。

大学の魅力

 教育とは、一方的に知識を伝えるだけではなく、学生一人ひとりの心に種をまき、自ら考え、成長していくことを促すものだと考えています。そのため、自分自身で課題を見つけ、解決していく経験を身につけるためのカリキュラムになっています。

 本学は、少人数制のゼミ形式を採用し、学生の個性や目標に合わせたきめ細やかな指導が特長です。また、臨床経験も海外経験も豊富な教員が多く在籍しており、学生に実践的な知識と技術を伝えつつ、柔軟な判断や対応ができる視野の広さを育んでいます。

メッセージ

 - 失敗を恐れず自分の強みを育てて!-

 大学は、自ら学ぶという意志で通う場所です。理学療法士への道を志したのなら、自分の主張を大切にして成長していってほしいです。失敗を恐れず、トライアンドエラーを繰り返すことで、あなたの強みが育っていくでしょう。その成長の過程をサポートできることが、私たち教員の喜びです。ぜひ、本学で未来を切り開いてください。