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柔道部ブログ
2024年 アブダビ世界選手権大会2日目結果報告
本日、アラブ首長国連邦・アブダビにて行われました世界選手権大会2日目の結果を報告いたします。
66kg級
田中龍馬:優勝
1回戦
田中◯一本勝(内股) SETZ(ドイツ)
開始早々、相手に故意に足を蹴ったとの指導が与えられます。続いて組み手を嫌った相手に2度目の指導が与えられます。直後に、袖釣込腰の組手から、最後は内股の形で豪快に投げつけて、一本勝ちで初戦を突破しました。
2回戦
田中◯優勢勝(背負投) FLICKER(イスラエル)
お互い技を出し合う中、田中がタイミングの良い背負投で攻撃します。そうした展開が続き、相手に片襟の指導が与えられます。その後、背負投を見事にきめて、一本が宣告されますが、技ありへと訂正になり、そのまま押し切って、3回戦進出を決めました。
3回戦
田中◯GS反則 (指導3) LIMA(ブラジル)
序盤から激しい組み手争いが続き、2分過ぎのところで両者に組み合わないとの指導が2度ずつ与えられます。その後、手数で勝負しようと掛け逃げに近い技を相手が掛けてくるも、田中もなんとか返しながら試合はGSに入ります。GSに入っても同様の展開が続きますが、徐々に田中が技を出せるようになり、最後は相手の苦し紛れの攻撃がようやく掛け逃げと判断され、反則により勝利し、準々決勝進出を決めました。
準々決勝
田中◯ 不戦勝 AN(韓国)
相手が前の試合での怪我のため、不戦勝により、準決勝に進みました。
準決勝
田中◯GS優勢勝 (小内刈) PIRAS(イタリア)
序盤、両者共に絞って落としたとの指導を受けます。その後、田中が攻撃を重ね、相手に2度目の指導が与えられます。相手に間合いを詰められたところに強引に入った背負投を掛け逃げと判断され、田中も2度目の指導を受け、そのままGSに突入します。GSに入っても田中が攻勢を保ちながら、最後は小内刈を押し込んで技ありを奪い、決勝にコマを進めました。
決勝
田中◯一本勝 (合技:一本背負投+大内刈) 武岡(パーク24)
開始早々、相手の足技に合わせて一本背負投で技ありを先取します。その後、大内刈で技ありを追加して、合技による一本勝ちで、見事、世界チャンピオンに輝きました。
SBC湘南美容クリニック柔道部としては昨年の角田夏実に続いて2人目、了徳寺学園、了徳寺大学時代から通算すると7人目、合計10個目となる世界選手権での金メダル獲得となりました!