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理学療法士の学びを、ピラティスと経営へ|卒業生・平野隼士さんが広げるキャリア
卒業生
理学療法学科
#ピラティス #理学療法学科
理学療法士の活躍の場は、病院やクリニックだけではありません。
今回ご紹介するのは、本学理学療法学科を平成29年3月に卒業した平野 隼士さん。
理学療法士として臨床経験を積んだ後、ピラティスの世界へ進み、
現在は千葉県柏市でピラティススタジオ「KASHIWA DE PILATES SHIP」を経営しています。
理学療法士として身につけた専門性を土台に、ピラティス指導、店舗運営、そして独立開業へ。
平野さんがどのように現在のキャリアを築いてきたのか、お話を伺いました。
臨床で感じた課題が、ピラティスとの出会いに
平野さんがピラティスに興味を持ったきっかけは、理学療法士として働く中で感じていた課題でした。
患者様一人ひとりに合った運動療法について、もっと自分自身の引き出しを増やしたい。
そう考えていた時期にマシンピラティスを体験し、身体に加わる力に対して、どのように身体を使い、コントロールするのかという考え方に触れました。
それまで経験してきた運動とは異なる感覚に興味を持ち、本格的にピラティスを学び始めます。
病院勤務を続けながら休日に講習を受け、実技練習を重ね、
PHI Pilates(理学療法士などの医療従事者向けのエビデンスをベースに、リハビリテーションとコンディショニングを目的として発展したアメリカ発祥のピラティスプログラム)の資格を取得しました。
PHI Pilates
マットおよびリフォーマーの修了証
理学療法士としての学びが、今の仕事の土台に
現在のピラティス指導にも、
理学療法士として学んできた解剖学や運動学、身体を評価する視点が生かされています。
姿勢や身体の動きを確認し、その人の状態や目標に合わせて運動を考えること。
身体にかかる負荷を調整しながら、動きの変化を捉えること。
大学、そして臨床現場で積み重ねてきた学びが、現在の指導の基盤になっています。
一方で、平野さんが大切にしているのは、専門的な知識や技術だけではありません。
利用者が何に困り、どのような目標を持っているのかを知るために、しっかりと話を聞くこと。一人ひとりとの会話を通して、その人の希望や悩みを深く理解することを大切にしています。
働く場所が変わっても、「目の前の人に向き合う」という理学療法士としての姿勢は変わりません。
病院勤務から企業へ。そして、自分のスタジオを開業
卒業後は、理学療法士として医療・リハビリテーションの現場で経験を積みました。
その後、ピラティス事業を展開する企業へ転職。
指導だけでなく、店長として顧客対応や店舗運営にも携わり、
サービスを提供することや店舗を運営するための経験を重ねました。
そして2024年8月、千葉県柏市に「KASHIWA DE PILATES SHIP」を開業。
理学療法士としての専門性に、新たに学んだピラティスの知識と店舗運営の経験を掛け合わせ、自分自身のキャリアを築いています。
大学時代の経験も、現在につながっている
平野さんが理学療法士という仕事を知ったのは、高校時代。
剣道部でけがを経験し、通っていた整骨院の先生から理学療法士や柔道整復師という職業について聞いたことがきっかけでした。
本学のオープンキャンパスでは、教員や先輩学生の雰囲気に触れ、進学を決めたといいます。
入学後は、当初は勉強に苦戦した時期もありました。
しかし、専門科目が増えていく中で学ぶことの面白さを感じるようになり、
教員や家族との会話もきっかけとなって、勉強への向き合い方が変わっていきました。
自分自身で目標を考え、そのために行動する経験は、卒業後のキャリアにもつながっています。
理学療法士だからこそ広げられる、自分らしいキャリア
病院で理学療法士として働き、ピラティスという新たな分野を学び、
企業で店舗運営を経験し、現在は自身のスタジオを経営する平野さん。
一つの資格を取得することが、キャリアのゴールではありません。
大学で身につけた専門性を土台に、自分が興味を持った分野へ一歩踏み出し、
経験を重ねることで、活躍の場を広げていくことができます。
平野さんは高校生や在学生に向けて、将来の自分を思い描き、
そこから逆算して行動すること、興味を持ったことには積極的に挑戦し、さまざまな経験をしてほしいと話してくれました。
理学療法士には、さまざまな働き方があります。
平野さんの歩みは、専門性を生かしながら自分らしいキャリアを切り拓いていく、卒業生の一つの姿です。
Profile
平野 隼士さん
平成29年3月 理学療法学科卒業
理学療法士・ピラティス指導者
「KASHIWA DE PILATES SHIP」経営



