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看護を学びながら、空手で世界一を目指す|国際大会第3位・白井楓さん
在学生
看護学科
白井楓さん
#スポーツ業界 #看護学科
2026年7月18日・19日、国立代々木競技場第一体育館で開催された「カラテドリームフェスティバル2026国際大会」。
世界24の国と地域から選手が集まったこの大会に、
本学看護学科2年生の白井楓さんが出場し、U25女子19歳以上25歳未満軽量級で第3位に入賞しました。
今大会には組手・型を合わせて延べ4,127名がエントリー。
U25女子軽量級も大会最終日の7月19日に行われました。
今回は白井さんに、大会を終えた今の気持ちや空手を続けてきた理由、
大学で看護を学ぶことを選んだ背景、そしてこれからの目標について聞きました。
初めてつかんだ大きな大会での入賞
「うれしい気持ちはあります。でも3位だから、まだいけたんじゃないかという気持ちもあって、満足はできていないです」
大会を振り返って、率直な思いを話してくれました。
これまでにも大きな大会への出場経験はありましたが、
入賞目前で敗れることもあり、今回が大きな大会での初入賞。
国際大会ということもあり、海外から多くの選手が参加し、
白井さんが出場したトーナメントも普段より人数が多かったといいます。
特に印象に残っているのは、ロシアの選手と対戦した1回戦。
試合終盤に顔面への反則打撃を受けて出血し、ドクターストップ寸前の状況になりながらも試合を続けました。
右が白井さん
小学2年生から続けてきた空手
白井さんが空手を始めたのは小学2年生のとき。
総合格闘技をしていた父親のつながりがきっかけでしたが、最初から空手が好きだったわけではないといいます。
「最初は本当に嫌でした。中学1年生くらいまで、ずっと嫌々やっていました」
そんな白井さんの気持ちが変わったのは、中学2年生のとき。
初めて全国の選抜戦に出場し、同年代の選手に圧倒されたことがきっかけでした。
「同い年でも、こんなに強くなれるんだと思って。もうちょっとやってみようかなと思いました」
そこからも、すぐに結果がついてきたわけではありません。
練習してきたことを試合で発揮し、結果が出るようになってきたのは高校3年生頃から。それまで長く競技を続けられた理由を尋ねると、白井さんから返ってきたのはこんな言葉でした。
「諦めたら終わりだと思っていて、絶対続けていれば勝てる日が来るって、ずっと信じてやってきました」
思うように勝てない時間が続いても、競技から離れずに積み重ねてきた。その先に、今回の国際大会第3位があります。
「頑張ってきたものが実る感覚」が空手の魅力
空手の魅力について聞くと、白井さんらしい率直な答えが返ってきました。
厳しい練習の中では「やりたくない」「やめたい」と思うことも多いそうです。
それでも競技を続けているのは、勝ったときに周囲が喜んでくれる姿や、表彰台から見る景色があるから。
「頑張ってきたものが実る感覚が気持ちよくて。それがなかったら、もうやめていたと思います」
長い時間をかけて取り組んできたものが、結果として返ってくる。その瞬間を知ったことが、白井さんを次の挑戦へと向かわせています。
空手を続けるために選んだ「看護」という進路
現在、白井さんは看護学科2年生です。
進路を考えた際、看護を選んだ背景にも空手の存在がありました。
「空手をするにあたって、人体を知ることは大事だと思いました」
さらに白井さんが考えたのは、競技を続けながら将来どのように働いていくかということでした。
今後も空手を優先して競技を続けたい。
その中で、看護師という資格を持つことで、自分の競技生活に合わせた働き方の選択肢を持つことができるのではないか。そんな将来を考え、看護の道を選びました。
一方、大学での勉強について尋ねると、「めちゃくちゃ大変です笑」と答えてくれました。
高校までとは異なり、初めて学ぶ専門的な内容が多いことに難しさを感じながらも、
「興味があるから面白い」と話します。
競技だけではなく、看護師を目指す学生としても、新しい知識と向き合う毎日を送っています。
目標は「世界一」
今後、空手で目指しているものを尋ねると、白井さんは迷わず答えました。
「世界一になりたいです。」
まず見据えているのは、来年5月に控える予選です。
今回の国際大会で第3位という結果を残しましたが、
白井さんが思い描いているのは、そのさらに先。世界大会の舞台で戦い、大きなプレッシャーの中でしか経験できない感覚を自分自身で味わい、それを乗り越えたいと話します。
「そういう舞台に立った人にしか味わえない感覚を、自分で感じたいです」
そして、これからも空手を続けるのかという問いには、はっきりと「続けます」と答えてくれました。
高校生の皆さんへ
最後に、部活動や競技を続けながら受験に向き合う高校生へのメッセージも聞きました。
白井さんからのアドバイスは、一夜漬けに頼らず、計画的に勉強すること。
競技も勉強も、一度にすべて結果が出るものではありません。
白井さん自身も、長く勝てない時期を経験しながら空手を続け、「続けていれば勝てる日が来る」と信じて結果につなげてきました。
看護を学びながら、空手では世界一を目指す。
大学生活と競技のどちらにも向き合いながら、白井さんの挑戦はこれからも続きます。
白井さん、第3位入賞おめでとうございます。今後のさらなる活躍を応援しています。



