ベイサイドストーリー
SBC大生の日々の
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【活動報告紹介】准教授 桑井太陽 ― 「世界で戦う理学療法士の視点を学ぶ」
教員
理学療法学科
桑井 太陽 准教授
#スポーツ業界 #理学療法学科
多彩なキャリアを持つ教員が集まる、SBC東京医療大学
SBC東京医療大学 理学療法学科には、多彩なキャリアを持つ教員が集まり、日々最先端の研究に取り組んでいます。
「理学×脳神経」「理学×スポーツ」「理学×国際協力(JICA)」など、専門分野を超えた幅広いテーマに挑戦しており、大学の使命でもある「研究」を力強く推進しています。
こうした環境に在学することで、学生は最新の知見や多角的な視点に触れ、理学療法士としての将来像をより広く、より具体的に描くことができます。多様な研究の世界に触れる体験は、自らの目標を高めるきっかけとなり、未来を切り拓く力となるはずです。

SBC東京医療大学で学ぶことは、理学療法の持つ可能性を知り、自分のキャリアを創造していく大きな魅力につながります。
病院だけじゃない!理学療法士の活躍フィールド
理学療法士は「病院だけの仕事」ではなく、スポーツ・地域・国際協力・研究など幅広い分野で人々の生活を支える存在です。研究を通して、自分の知らなかった将来の道が発見出来るのも、様々な教員が集まるSBC東京医療大学だからこそ出来る魅力。
今回の記事では、理学療法×スポーツ



⇑オリンピックでの経験などを学生がいつでも閲覧できるように掲示しています。
「世界で戦う理学療法士の視点を学ぶ」
桑井太陽准教授:パリ オリンピック帯同報告をご紹介!
世界最高峰の舞台でトップアスリートを支える経験
SBC東京医療大学 理学療法学科の桑井太陽准教授は、第33回オリンピック競技大会(フランス・パリ)にTEAM JAPANのトレーナーとして帯同しました。これでオリンピック帯同は実に5回目。世界最高峰の舞台でトップアスリートを支える経験から、多くの学びと示唆を学生に伝えています。



←こちらは実際にパリオリンピックで使用したID。本人確認と身分証明、会場への入場など非常に重要なものになっています。
IDの中に記載されている「PHYSIOTHERAPIST(フィジオセラピスト)」とは理学療法士であることの証明。
コンディションとパフォーマンスの違い
活動報告の中では、「コンディション」と「パフォーマンス」の関係についても解説。
• 短期的なコンディション低下は必ずしもパフォーマンス低下を意味しない。
• 長期的なコンディション不良はパフォーマンスを下げる。
この視点は、日常の臨床やスポーツ現場での支援にも直結します。
S.O.A.Pの実践
桑井准教授がコンディショニングの実践で活用したのが S.O.A.P
S.O.A.Pとは、Subjective, Objective, Assessment, Planの頭文字をとったもの。
具体的には• S:主観的情報(選手の訴えや自覚症状)
• O:客観的情報(検査や観察から得たデータ)
• A:評価(病態やパフォーマンスの分析)
• P:計画(改善のための具体的アプローチ)
多面的なアプローチから収集した情報で、選手の状態を評価。
選手にあったコンディショニングを計画し、具体的にアプローチします。

実際に選手のコンディショニングを計画して行ったスティックを使用したエクササイズ。

ストレッチで使用しているアシスティック®。こちらの開発者は桑井太陽准教授。海外遠征でも持ち運びがしやすい工夫がされています。
活動報告では、こうした実践例なども紹介されています。
桑井准教授は、水泳オリンピック種目のなかでもオープンウォーター種目(OWS)の代表サポート活動も報告。トップアスリートを支える中で得た知識と技術を、学生たちに惜しみなく還元しています。
本学で広がる未来
本学では、様々なキャリアを持つ教員が最前線の経験を直接学生に伝える機会が多くあります。
こうした刺激は、将来のキャリア選択の幅を大きく広げる原動力になります。
SBC東京医療大学で学ぶことは、地域から世界へとつながる「プロフェッショナルの道」へと続いています。
