ベイサイドストーリー
SBC大生の日々の
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多様な出会いを活かして、患者さんに寄り添える看護師に
在学生
看護学科 2年
神邑 采花さん
#助産師 #地域貢献 #アルバイト
印象的な学び
- 患者さんの気持ちに寄り添うために –
大学でさまざまな看護技術を学ぶ中で、最も印象に残っているのは清拭(せいしき)の授業です。清拭とは、病気やけがで自分で入浴できない方や高齢の方の体を拭いて清潔にする技術です。
私が特に意識したのは、患者さんのプライバシーへの配慮です。誰でも自分の体を見られることには抵抗があると思うからです。清拭をする際には患者さんの気持ちに寄り添い、羞恥心を感じさせないように工夫します。例えば、タオルケットで体を覆いながら必要な部分だけを丁寧に拭くなどの方法を学びました。患者さんの体温にも気を配るなど、気持ちに寄り添える学びを得ていきたいです。
学生生活
- 将来を見据えて、学びとアルバイトの両立 –

試験前になると、早朝から図書館や教室で勉強している先輩たちの姿をよく見かけます。「自分より早く来ている人がいる!」と驚くこともしばしばです。先輩たちが黙々と勉強したり、わからない問題を教え合ったりする姿に刺激を受け、私もより一層学習に励むようになりました。
一方で、アルバイトにも積極的に取り組んでいます。今は結婚式場の受付と学童保育のお手伝いをしています。ブライダルのアルバイトでは目上の人との接し方や言葉遣いを学び、学童保育では子どもたちの気持ちを理解する力を養っています。これらの経験は、将来看護師として患者さんと接するときのコミュニケーション能力の向上に役立つと考えています。
将来の展望
- 医療チームと連携し、患者さんの声を代弁できる看護師を目指す –
私の思う看護師の重要な役割は、患者さんの状態を把握し、その情報を医療チームと共有することです。例えば、患者さんの些細な変化を医師に伝え、最善の治療計画が立てられるように貢献したいです。
現代の医療では、医師、看護師、理学療法士、栄養士など、さまざまな専門職がチームとなってケアを行います。その中で患者さんの声を代弁できる看護師になりたいです。特に力を入れたいのは、言葉で表現できない患者さんのケアです。新生児や重症の患者さんは、自分の痛みや不安を言葉で伝えられません。そんな患者さんの表情や仕草から気持ちを察知し、適切なケアを提供できる看護師を目指しています。

